代謝と肝臓　その３

【AZBL通信vol.339】

皆様こんにちは😃
AZBL Group統括野宮です💪

今回も前回、前々回に引き続き、身体の機能を維持する為のエネルギーを作る代謝（体内で起こる栄養素の分解や合成などの事）に深く関係のある【肝臓】について注目して代謝について簡単にご紹介していきます😊

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▼脂質代謝（合成）
①十二指腸にて膵リパーゼにより分解され、胆汁により小腸で分解される
②脂質がモノグリセリドと脂肪酸に分解され、小腸上皮細胞にて吸収され、小腸内でトリグリセリドへと再合成される。
③そして、脂質はリンパ管を経由して全身へと運ばれる。

▼脂質代謝（分解）
①ホルモン感受性リパーゼ（HSL）が中性脂肪に働き「脂肪酸」と「グリセロール」に分解
※HSLはアドレナリン、ノルアドレナリン、成長ホルモンなどにより活性する
※HSLはインスリンにより活性が下がる
②分解された「脂肪酸」が細胞外に放出され、エネルギーとして利用される

▼β酸化
・細胞外に放出された脂肪酸を燃焼されるためにミトコンドリア内にて起こる働き
①脂肪酸が「アシルCoA」となる
②「アシルCoA」と「カルニチン」がくっつき、「アシルカルニチン」となる
③ミトコンドリア内に入り、再びアシルCoAとカルニチンに分解されβ酸化が始まる

▼VLDL（超低密度リポたんぱく質）
・脂質の分解過程で残ったカイミクロン（リンパ管を通りやすくなった状態/リポたんぱく）が【肝臓】へ送られVLDL（超低密度リポたんぱく質）となる。
・VLDL内に含まれるトリグリセリド（脂質）やコレステロールなどが細胞や筋へエネルギー源として運ばれる

▼コレステロール
・【肝臓】でHDL（善玉コレステロール）が生成される。
・善玉コレステロールは全身を巡り余分なコレステロールを回収する役割がある

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健康診断などでよく聞くコレステロールと肝臓にも関わりがあるので、日頃の食事で脂質もバランスよく摂取すること大事ですね！

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